南信州の飯島町は「栗」の名産地。この時期は、栗園で剪定の音が響きます。栗は太陽の日差しが大好きな植物。春から芽吹く木々の葉にたっぷりの光が当たるようにすることは、栗の生育にも大切なこと。ベテランの農家さんが剪定した後の栗の木は、すっきりと新梢(結果母枝)が天高く伸びます。パチン、パチン・・・、静かに響く鋏(ハサミ)の音は、冬の風物です。

2019年02月17日