Ⅰ 目的
●「風景、風土、風情、風俗、風習、風格、風味」という南信州の伊那谷に流れる七つの「風」を生かしながら得意なこと好きなことをもって、天地のために大切だと思うことをします。そして、自然の恵みから人の心と社会のために感動、感謝、癒しが起きるような活動をし、郷土のための地域発信をします。
Ⅱ 構想
●環境に優しい「オーガニック」を基軸とした取り組みにより人・地域との交流を目指し、環境・地域・農業・子育てなどの課題を意識した永続できる事業を展開し、里山と里海・都市を結びつけるようにします。
Ⅲ 使命
●3S(土:Soil、心:Soul、社会:Society)を大切にし、だれもが懐かしむ小さな里山の地域で自然生態を保護し、生きる原点を追求しながら、共感する人達に「農」を通じて安全で健康的な「心食」の提供を使命とします。
Ⅳ 理念
●常に心の豊かさを追求し、使命を果たすために自らが自給できる「知恵」と生活の土台となる再生可能な「持久力」を地域と共同で養います。そして、「遺すべき自然環境」と「和と郷土に係る食文化と伝統技術」を守りながら、『農業』の苦労と収穫の喜びを分かち合える事業活動を目指します。
Ⅴ 理想と目標
●自然と人に負担をかけない「共栄幸福」の積重ねを理想とし、私たちは①「創造的な持続自給の確立」、②「自然、地域との共存共生」、③「再生循環の輪の構築と発展」、④「芸術・教育・医療・福祉と農業の融合」を目標とします。
すみれ自然農園💛食堂のこだわり 「土づくり」から「食」までの「命」のつながりを体感できます。
Ⅰ 農園(アルプスの雫と里の大地が育む小さな農園)
●飯島町の政策である「1000ヘクタール自然共生農場づくり」(*)を礎とし、作物にやさしい生き物が安定して生息できるように、天然の森林床のような自然生態系の環境を意識した「土作り」を行い、食べる「妙薬」を栽培する菜園を目指します。
また、地力(土の活力)が維持できるように土地の草や落葉などの自然物を有効に活用し、野菜の『エグミ』のもととなる窒素分を控えた栽培方法(里山農法)を用いながら、省力・省資材化を図り、丈夫で健康的な作物の育成と安全で味のよい農産物を生産します。
*飯島町は、町全体の農地を『自然共生農場』と位置付けて、化学肥料や化学合成農薬をできる限り削減した環境にやさしい栽培方法により、安全・安心・美味しい・新鮮な農産物を消費者に提供しようという取組みを行っています。
Ⅱ 食堂(愛情と四季の自然で創作する小さな食堂)
●衝撃的ではありませんが、メニューには化学調味料、白砂糖、卵、外国産の小麦粉やバター、マーガリンなどの乳製品を一切利用せず、自家菜園のとれたて「新鮮・健康野菜」(旬菜)と里の食材を季節に応じて、たっぷりと使います。
そして、仙丈ケ岳などの南アルプスが眺められる和の「空間」(えんやの間)で、ストレスのない、ゆったりとした「時間」とくつろぎの「食」を楽しんで頂きます。
里山のおもてなし
●「おいでなんしょ!」という上伊那地域の優しい心遣いと素晴らしい風景を「おもてなし」と「ごちそう」の土台とし、畑とつながる里山の食事と喫茶では原則、各1日1組のお客様を季節に応じた演出で大切にお迎えいたします。