3地宝の郷土資源「もみ殻」
日本人の主食は「お米」です。もみ殻は、コメを包んでいる外皮。籾摺りして玄米を取り出せば、必ず残ります。米どころの南信州では、このもみ殻が沢山あり、処分のために野焼する風景も多くみられます。
地域の資材を活かす「里山農法」では、この「もみ殻」をよく使います。もみ殻燻炭、有機マルチ、生ゴミ堆肥、イモ類の保管など・・・。昔の生活では、ぬか竈(くど)の燃料としても使われました。
今では、農業廃棄物となる、この「もみ殻」をどう使いこなすかを考えることが「持続可能な」“sustainable”ことに繋がります。
もみ殻は、活躍の幅が実に広い地宝(ちほう)の資材。使いこなせる人は、里山の暮らしが満喫できます。