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2024年【新企画】「お香・お茶・甘味を楽しむ会」を開催します!

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里山の静かな異空間で「和」をたしなみませんか?

■日  程(予定):4/14(日)、5/12(日)、6/9(日)、7/14(日)、8/25(日)、9/29(日)、10/27(日)、11/10(日)【全8回】

■開催場所:すみれ自然農園食堂 えんやの間(京間)

■お  香(予定):京桜、円明、清風、のきば、堀川、五山、白雲、京にしき

■お  茶(予定):煎茶、玉露、冷茶、中国茶、深蒸し煎茶、抹茶、クロモジ茶 

■甘  味:お楽しみ

■参 加 費:1,000円(各回)

■募集人数:8名様まで

■申込方法:H/Pトップに記載の「電話番号」又は下の「お申し込み」からご予約願います。

*普段着でお越し下さい。

2024年02月19日

2024年 第6回 「里山農法」への道(開催の御案内)

野菜は自分で作る時代です!
「長野県エコファーマー」が、納得のポイントを御紹介します!
・募集人数 6名程度 ・参加費 500円/日  ・持ち物 筆記用具 飲物など(夏は虫除けなど)
●お申込み・お問合せ ℡:0265-86-5312 (「下の「お申し込み」で、メールによる方法も可能です。)
●時間:13:30~15:30
●場所:すみれ自然農園食堂
●年間スケジュール(予定)
3/23(土)顔合わせ会・タネの交換会、4/6(土)、5/18(土)、6/29(土)、7/27(土)、9/21(土)、10/19(土)、11/16(土)、12/7(土)修了式 (顔合わせ会・タネの交換会と修了式は、甘味代+500円となります)
●内容  自然農法・自然農・自然栽培の違いは、取ってよい雑草と残してよい野草、雑草管理、病害虫の発生要因、コンパニオンプランツと輪作、有機質肥料の種類と特徴、必須元素の種類と役割、完熟堆肥の見極め、無農薬栽培・不耕起栽培のポイントなど
*1月、2月と8月は、お休みです。 *雨天の場合は「座学」となります。
●「里山農法」とは・・・里や山の「有機資源」を生かして循環させ、豊かな森を育むような生命力あふれる「土」をつくり、人の手で多様な「耕地生態系」を守りながら、農産物を生産する農法です。

2023年10月12日

2024年 第6回 「里山農法への道」【短期集中編】(開催の御案内)

野菜は自分で作る時代です!

「長野県エコファーマー」が、納得のポイントを御紹介します!                                      ・募集人数 6名程度                                                         ・参加費 500円/日                                                          ・持ち物 筆記用具 飲物など                                              

●お申込み・お問合せ ℡:0265-86-5312 (「下の「お申し込み」で、メールによる方法も可能です。)                  ●時間:13:30~15:30                                                        ●場所:すみれ自然農園食堂                                                     ●年間スケジュール(予定)                                                       【週末コース(土曜日)】3/2(顔合わせ会)、3/9、3/16、3/30、4/13、4/20、4/27(修了式)

 (顔合わせ会・タネの交換会と修了式は、甘味代+500円となります)

●内容:自然農法・自然農・自然栽培の違いは、取ってよい雑草と残してよい野草、雑草管理、病害虫の発生要因、コンパニオンプランツと輪作、有機質肥料の種類と特徴、必須元素の種類と役割、完熟堆肥の見極め、無農薬栽培・不耕起栽培のポイントなど

*雨天の場合は「座学」となります。

●「里山農法」とは・・・里や山の「有機資源」を生かして循環させ、豊かな森を育むような生命力あふれる「土」をつくり、人の手で多様な「耕地生態系」を守りながら、農産物を生産する農法です。

2023年10月12日

「環境負荷低減事業活動実施計画」が認定されました!

 環境負荷低減事業活動実施計画とは、国が定めた「みどりの食料システム法」に基づいて、農林漁業に由来する環境への負荷を低減するために行う事業活動の計画です。この計画は、農林漁業と環境保全の両立を目指すものであり、みどりの食料システム法の趣旨に沿ったものであることが求められます。

 すみれ自然農園食堂は、令和5年10月2日付で長野県知事からこの認定を頂きました。

2023年10月02日

2023年 農泊始まります!

 「農泊」とは、 農山漁村地域に宿泊し、滞在中に豊かな地域資源を活用した食事や体験等を楽しむ「農山漁村滞在型旅行」 のことです。

 2023年、すみれ自然農園食堂も南信州観光公社を通じて、国内外の中高生を農家として受け入れることになりました。伊那谷の里山には、都会にはない景観、文化、おいしい食材などがいっぱい!星空、蛙の声、水のせせらぎ、流れる雲・・・天然の演出も、きっと思い出として残るでしょう。

 どんな出会いがあるでしょうか?楽しみにしております。

2023年05月11日

昔話から知る「農作業」(桃太郎編)

 7月は桃の季節。日本には有名な「桃太郎」の昔話があります。

 『むかし、むかし、あるところに、おじいさんとおばあさんがありました。まいにち、おじいさんは山へしば刈かりに、おばあさんは川へ洗たくに行きました。』

 さて、ここで出てくる「しば刈り」。「芝」ではなく「柴」を刈ることです。おじいさんは、山野に自生する雑木の小枝を刈り取りに行くのですが、・・・
 この小枝を何に使うのでしょうか。炊事やお風呂の炊きつけに使う「焚き木」というイメージがありますが、桃の季節のこの時期は、雨が多く燃料には適しません。

 時代考証の専門家によると、この季節に刈る柴は「葉付き」のもので、畑の「マルチ」に使っていたとのことです。ビニールがない頃の「草抑え」です。昔の人は、季節に応じて「柴」を上手に使っていたので、里山はきれいに管理されていました。

 今は、どうでしょう?里山はうっそうと茂り、悪いおじいさんが、使い古しのビニールマルチを山へ埋めに行くこともあるそうです。残念なことです。

 すみれ自然農園食堂は、里の循環を大切にした農業が大好きです。たとえ非効率といわれても、意義のある手間が楽しく感じられます。桃太郎のおじいさんとおばあさんのように里で暮らすこと・・・、昔話から学ぶことは、たくさんあるかもしれません。

2022年07月17日

あなたの有機食品を扱わせてください!

 すみれ自然農園食堂がある信州の上伊那地域は、水脈の上流に当たる場所で、伊那谷を流れる天竜川に繋がります。もし、私たちが農薬や化学肥料を日常的にたくさん使用すれば、山・川・海の生態系に影響を与えます。そして、人々の口に入る「水」を汚染してしまうことになります。
 化学肥料は農業生産に多大な貢献を果たしましたが、化学肥料だけで栽培すると土の中の有機物が減少し「地力」が低下したり、過剰な施肥成分が農作地から流れ出て、河川、地下水などの水質を悪化させるなどの問題が生じました。

 また、日本は、リン鉱石、尿素の原料の多くを海外から輸入していますが、世界的な資源減少と人工増加に伴う食料増産、戦争や紛争などを背景に取引価格の上昇を招いています。
 私たちは「食」にたずさわる者として、特に大規模化が難しい「中山間地」では地域(里山)にある肥料資源を見直し、上手に活用しながら無駄なく循環させ、その農法を持続していくことが、不可欠だと考えています。料理人の一皿の上には「第一次産業」の全てが載っています。そして、それに携わる人たちの人生が託されていると言っても過言ではありません。

 有機食品の取り扱いは、地域で頑張る小農家の支えとなり、飲食店が身近な「環境問題」に配慮し、このような農産物・加工品のストーリーを語れば、選択する賢明な消費者を増やすことにつながると考えています。

 ぜひ、貴方の有機食品(野菜・加工品)を扱わせて下さい。小さくても頑張る有機農家からの御連絡をお待ちしています。

 

2022年07月12日

野良まわり

 夏の時期は、草や虫たちの活動が盛んになる頃です。この時期は、作物や大地の様子を見るために、晴れの日は一日一度の「野良まわり」をします。昔は「主(あるじ)の足音は肥し(こやし)より効く」といったそうです。「百の肥しより一時の旬」・・・、その時、その時の手間と手当を大切にしてきました。ぷらぷら歩いているだけに見える野良まわり。実は、野(畑)を良くする立派な畑仕事です。

 野との会話は、楽しいもの。そして、野での新しい出会い(発見)が、百姓の生きる力(技能)を高めます。

2022年07月11日

すみれ企画「半農半X編」の募集について

 「半農半X」とは、塩見直紀氏が唱えた人生の歩き方です。田舎暮らしは、技能や教養を生かして「自給」できれば至福なものになります。将来的に里山デビューを目指す音楽、作曲、絵画、小説、写真、翻訳、料理、裁縫、染色などの才能・技能をお持ちの方、芸能夫婦の方などに農作業のイロハを解説します。これからの時代、「ゆる起業+農業」で、人生を歩んではいかがですか?

 御参加をお待ちしています。

 御予約は、ホームページ下のバナー『お申込み(Reservation)』から御連絡下さい。

 *雨天時は、中止となりますので、お申込みの際は第2・3希望日までお知らせ下さい。

【ご案内】

・9月からの開催で「事前予約制」です。(10日前までにお知らせください。)
・農家の昼食付きです。
・8名様までの限定で、2名様からの催行です。
・参加料金は、お一人様3,500円(税込)です。

2022年06月01日

すみれ企画「田舎で起業編」の募集について

 第2の人生として、農家レストラン、Cafe、農家民泊などの始め方について、こっそりと実体験に基づいた「大切」なお話をします。しっかりと計画がある方限定です。聴くのは、実践者の話が一番!

 御希望の方は、ぜひ御参加ください。

 御予約は、ホームページ下のバナー『お申込み(Reservation)』から御連絡下さい。

 *雨天時は、中止となりますので、お申込みの際は第2・3希望日までお知らせ下さい。

【ご案内】

・開催は、9月からで「事前予約制」です。(10日前までに御予約下さい。)
・農家の昼食付です。
1組様からの催行です。
・参加料金は、お一人様3,500円(税込)です。

2022年06月01日

風を感じる“飯島農楽部”(夏草編)の募集について

 標高が700mを超える里山の地であっても、夏はやっぱり暑い!農作業の多くは、草の管理となりますが、木陰での休憩は心地良いものです。田舎生活に向けて、体力試しをしたい人、じっくりと自然観察をしたい人のための「体汗コース」です。「取ってよい雑草」と「取らなくてもよい野草」についても解説致します。

 参加をご希望される方は、ホームページ下のバナー『お申込み(Reservation)』から御連絡下さい。御応募をお待ちしています。

【御案内】

・梅雨明け後~9月の「金・土・日」と「祝日」の開催で「事前予約制」です。
・作業は、2~3時間となります。
・作業では、ノコギリ鎌を使います。
・8名様までの限定で、1名様からの催行です。
・参加料金は、お一人様500円(税込)です。

*雨の場合は、中止となりますので第二・三希望日までお知らせください。

【持ち物・服装】

・農作業のできる服装、作業靴、作業用手袋、汗拭きタオル、サングラス、虫除けなどを御持参ください。

2022年05月29日

「職場体験学習」がありました!

 5月24日と25日の2日間にかけて飯島中学校の「職場体験学習」がありました。今年は、バスケットボール、テニス、演劇の部活動をしている元気な女子3名。
学習のねらいは、「社会貢献とは具体的にどんなことなのか」を追求することを通して、将来の自分の生き方を考えていくきっかけにすること。
難しいテーマでしたが、すみれ自然農園食堂がキーワードにしている①「エコ・アグリミュージアム構想」、②「ソーシャルファーマー」、③「半農半X」、④「里山農法」、⑤「里山資本主義」、⑥「地域自給(地消地産)」、⑦「不便益」、⑧「農福連携」などについて、お話をさせていただきました。

2022年05月25日

「経営の神様」から学んだ観光

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 こんな時・・・、

 雪深い日に、一冊の書籍を静かに読みました。

 その中に書かれていた言葉です。

「日本においては、観光は決して単なる見世物商売でなく、それは、持てる者が持たざる者に与えるという崇高な博愛精神にもとづくべきものだと思います。
 その持てるものというのは、日本の景観の美であり、自然の美しさです。フジヤマだけが日本の景観ではありません。山、谷、川、海、これが皆、美景で、日本に来る外国人客は例外なくその美しさをたたえています。自然の美しさでは、日本の地位は世界の一、二位ではあっても、決して三位とは下るまいと思います。
 こんな美しい景観の美を、日本人は今まで自国のみで独り占めしていたのです。考えてみればもったいない話で、石炭や石油ももちろん大事ですが、美しい景観もまた立派な資源だとすれば、むしろ日本の場合は、その重要さにおいていかなる埋蔵資源にも勝るとも劣らないと言えるのではないでしょうか。
 そのうえ、日本は東洋のはてにあります。しかし、日本が欧米から遠いことは、決してマイナスではなく、むしろプラスです。つまり、総じて遠くに魅力を感じるのが人間の心理だからです。この点、日本はおあつらえむきです。
 戦後、経済自立の道として、工業立国、農業立国あるいは貿易立国などとやかましく叫ばれて、多くの金も費やられました。しかし観光立国こそ、我が国の重要施策として最も力を入れるべきものと思います。
 というのは、なんといっても観光立国によって生み出されてくる最大の利益は、日本が平和の国になるということにあるからです。ですから観光立国は何も金もうけのためだけでやるのではありません。持てるものを他に与えるという博愛の精神からも、また国土の平和のためという崇高な理念からも、堂々とこれを実行すべき唯一の立国方策なのです。
                                                  昭和28年9月22日 松下幸之助

 戦後間もない頃に、すでにこのような考えをお持ちとは・・・、

 コロナ禍の中、地方に住む者として、この持てる「埋蔵資源」を有効に活用する大切さを改めて考えました。

 

2022年02月11日

「しあわせ飯島くらぶ」【参加者募集のお知らせ】

田舎で農的暮らしをしたい独身の男女を募集します。

飯島町で唯一「縁」ある『出会いの場』が提供できるオーガニック農家・・・それが「すみれ自然農園食堂」です。
すみれの花言葉は「小さな幸せ」です。男女の出会いは「運命」。出会うために行動することは「意志」・・・
地球上のどこかで・・・いつか出会うという「奇跡」の・・・ほんの“小さな”お手伝いをさせていただきます。

お申込みをお待ちしています。

2022年01月15日

「里山農法」への道 【参加者募集のお知らせ】

伊那谷オーガニック・クラブ 第4回 「里山農法」への道 2022年 参加者を募集します!

野菜は自分で作る時代です! 長野県エコファーマーが、納得のポイントをご紹介します。

■時 間 13:30~15:30
■場 所 すみれ自然農園食堂   
■参加費 500円(資料代)
■持ち物 筆記用具・飲物

■内 容

 自然農法と有機農法の違い、取ってよい雑草と残してよい野草、雑草管理、病害虫の発生要因、無農薬栽培・不耕起栽培のポイント、コンパニオンプランツ、輪作、有機質肥料の種類と特徴、必須元素の種類と役割、完熟堆肥の見極めなど

● 年間スケジュール(予定)    1月~2月、8月はお休みです。

日 程
3月5日(土) 顔合わせ会 甘味代:500円
4月2日(土) 、5月7日(土) 、6月4日(土) 、7月9日(土) 、9月10日(土) 、10月15日(土) 11月12日(土)
12月3日(土) 修了式 甘味代:500円

●「里山農法」とは・・・         
 里や山の「有機資源」を生かして循環させ、豊かな森を育むような生命力あふれる「土」をつくり、人の手で多様な「耕地生態系」を守りながら、農産物を生産する農法です。

2022年01月11日

オーガニックの普及に向けて 【生産出荷者を探しています!】

伊那谷は 山と森と水に恵まれた素晴らしい地域。すみれ自然農園食堂では、そんな自然豊かな場所で、環境に配慮した栽培法に取り組む「出荷者」の方を探しています。飯島町で、販路拡大・技術研究など大切なことをみんなで一緒に考えてみませんか。

 ご連絡をお待ちしています。

2022年01月08日

「和」のワゴンができあがりました!

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 中川村の木工作家の方にお願いしていたオーダーメイドのワゴンができあがりました。日々の創作に忙しい中、釘やネジを一切使わない日本の伝統的な「木組工法」で作り上げて頂きました。材質は、無垢の山桜(ブラックチェリー)。天然素材のウッドワックスが醸し出す木肌の色合いは「和」の空間にピッタリです。制作して頂き、本当にありがとうございました。大切に使わせていただきます。

 伊那谷には多くの工芸・芸術の作家さんが活躍されています。皆様も、ぜひ、工房を覗いてみて下さい。
 作品は、春からお客様にお披露目いたします。

2022年01月08日

新商品ができました!

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 すみれ自然農園食堂の新しい商品ができました。名前は「梨芋林檎 健美のスプレッド」。健康野菜のヤーコンを主体として、シャキシャキ感とリンゴの優しい甘みが楽しめおいしい農産加工品です。ジャムより甘味を抑えて、糖度は28度。ビフィズス菌の餌となるフラクトオリゴ糖、食物繊維が含まれた「腸活」のできる新商品です。飯島町内の直売所で販売中です!ヨーグルトと一緒に食べてみて下さいね。

2021年11月16日

たとえ小さくても・・・

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 今、地方では農家減少が著しいですが、大規模化が難しい中山間地では、小農による活躍が期待されています。彼らが実践する「有機農業」で、苦労と工夫で循環活用されている地球にやさしい「地宝」の郷土資源を紹介させて頂きました。集めたり、運んだり、積んだり、かき混ぜたり、撒いたりの野良仕事は大変ですが、苦労が糧になる充実感は、健農家の醍醐味です。これからの農業は、非農業者と「体験」を通じて有機的な労働を分かち合うのも、よいかもしれません。

 有機農家は、農薬や化学肥料をたくさん使用すれば、生態系に影響を与え、口に入る「水」を汚染してしまうことをよく知っているので、このブログをお読みになって、ご興味をお持ちになられた方は信州の田舎に、ぜひお越し下さい。そんな里山には、あなたを受け入れる豊かな大地が待っています。
 今回の「サステナウィーク」で、商品棚の表示には決して載ることがない、信州オーガニックの隠れた「持続可能な」“sustainable”「地宝」を知って頂ければ幸甚に存じます。

2021年09月28日

9地宝の郷土資源「水」

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 生命に欠かせないのが「水」です。人が容易に利用できる河川や湖沼等の水として存在する淡水は、地球上に存在する水の量のわずか0.008%にすぎません。ここ信州では山々に降った雨が大地に貯留し、その澄んだ水が絶え間なく流れる風景が見られます。この当たり前の景観こそが、地宝の「至高資源」かもしれません。

 山の有機農家は、この恩恵を守る志を持っています。この素晴らしい資源を自分たちの勝手で使うことは決してありません。水脈の上に住む民として、汚さずに分かち合うことが「持続可能な」“sustainable”人の営みに繋がると考えています。
 

 ぜひ、綺麗な大地の上で天恵を受けて育てた作物を食べて、応援して下さい。

2021年09月27日

8地宝の郷土資源「草」

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 信州で草といえば「雑草」のこと。生やすことは歓迎されません。元気な農家さんは、せっせと草取りをします。農業法人さんは、ラジコンやスパイダーモアといった畔草刈機で法面を芝生のようにします。農作業のかなりの時間が、この草管理ではないでしょうか。農家の負担となっている大変な労力を減らし、少しでも益なものにできないでしょうか?

 当たり前のことをよく考える賢農家は、観察眼に長けています。そして、研究熱心です。また、これからの農業を心配する研究者は今、様々な技術の知見を発表しています。この「熱心」と「心配」が結びつくと素晴らしい知恵が生まれます。今、景観形成の面や種の多様性など多面的な便益を考慮しながら在来種の小型草種を存続させることは、理想的な「植生管理」といわれています。また、雑草が「許容限界量」(雑草が生えていても問題にならない量)を超えなければ、作物、草の双方の根に「共生」する微生物の働きで、作物の収穫量を増やすことが研究で明らかになりました。ヨーロッパでは、すでに草の絨毯(じゅうたん)の中で野菜が育つ光景が見られます。
 常識に縛られない、ありえないと思わないことが「持続可能な」“sustainable”農業の未来に繋がるかもしれません。

2021年09月26日

7地宝の郷土資源「廃菌床」

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 信州はキノコ王国。廃菌庄とは、キノコ工場から排出される菌床です。この菌床は、ナメコやシメジなどの人工栽培に使われていたキノコを育てるための倍地で、広葉樹のチップ、トウモロコシの軸、米ぬかなどが原料のため、家畜糞に比べ炭素分が多いのが特徴です。ただし、工場から排出されて間もないものは、未分解の木質物が含まれており、そのまま圃場に鋤き込むと、分解途上で発生する有害成分と「窒素飢餓」による生育障害が発生してしまいます。このため、よくかき混ぜて、じっくりと熟成させる堆肥化が必要となります。

 信州の里山で、この廃菌床を6ヶ月以上かけて堆肥にすると、その間にカブトムシが卵を産み付け、生育する幼虫が「熟成」してくれます。黒く「完熟」したものを田畑に入れると腐植が増えて、土の団粒化が進みます。まさに「土づくり」には最適なものとなります。
 なお、近年の研究で、カブトムシ(幼虫)の腸内細菌には、空気中の窒素を取り込む能力があり、木くずを食べても、糞には窒素分が含まれていることが明らかになっています。
 自然の「持続可能な」“sustainable”営みは、すごいですね!

2021年09月25日

6地宝の郷土資源「生ゴミ」

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 毎日、調理すれば、必ず出るのが生ゴミ。都市部では、道路に散乱した生ゴミをカラスが突っつく光景も・・・。もちろん、田舎でも田畑にそのまま撒くのはNGです。そんな生ゴミも堆肥にすれば、大地に還る有効な資源になります。堆肥化する際に注意することは水分です。外に置く「コンポスター」(生ゴミ堆肥化容器)に、ただ投入するだけでは腐敗して悪臭を放ち、ハエなどの不快虫を呼んでしまいます。

 ポイントは、「落ち葉」や「もみ殻」も入れること!生ゴミは窒素分も多いので、炭素分の多い乾いたものを入れると程よく水分も調整され、発酵が上手に進みます。時々、米ぬかを入れて、よくかき混ぜれば、さらに微生物の活動も盛んになります。容器が一杯になったら、秋冬の土づくりに使えます。畝を掘って鋤き込めば、翌年にはおいしい野菜ができますよ。
 臭い物に蓋をせず、「持続可能な」“sustainable”循環をさせましょう。

2021年09月24日

5地宝の郷土資源「米ぬか」

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 ここ信州では、お米を農家さんから直に購入することが可能です。お願いすれば玄米(30kg)を運んでくれます。そして、自分で精米すれば「米ぬか」が手に入ります。毎日、三食の御飯を食べる家庭であれば、食費も肥料費も抑えられて重宝します。
 米ぬかは、リン酸、ミネラル、ビタミンなどに富みます。昔は、スイカなど果菜類の味をよくすることから「味のせ肥料」とも呼ばれました。また、畑に撒けば酵母菌や乳酸菌などの有用微生物を増やす餌となり、これらの菌が増えれば病原菌の繁殖も抑えられます。おいしいぬか漬けができるのも、これら菌の発酵によるものです。有機農家は草マルチの上に米ぬかをパラパラと撒き、その豊かな働きを生かしています。米ぬかをコウジ菌で発酵させれば、追肥に使える「ボカシ肥」にもなります。
「お米を食べれば、金肥がいらない。」米どころの南信州は、大地を豊かにする「持続可能な」“sustainable”地域です。

2021年09月23日

4地方の郷土資源「もみ殻燻炭」

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 もみ殻燻炭とは、稲籾の殻を「燻炭器」という道具で、蒸し焼きにして形状を維持させたまま、じわじわと炭化させたもの。昔は、田んぼで燻炭を作る風景が見られました。
この「もみ殻燻炭」は弱アルカリ性で、農業では「特殊肥料」として使われます。土壌改良材としての働きが立証されており、①排水性の向上、②保水性の向上、③酸性土壌のpH改善、④カリウム、カルシウム、可溶性ケイ酸などのミネラル供給、⑤有益微生物の増加、⑥根腐れ防止などの効果があります。また、根がよく発達し、⑦細根や根毛が増えることもわかっています。
 イネや野菜の育苗培土に使えば、移動・運搬が楽になり、覆土に使えば苗の生長が促進される、素晴らしい天然資材です。ぜひ、家庭菜園でも「持続可能な」“sustainable”ものに繋がる園芸資材として使ってみて下さい。

2021年09月22日

3地宝の郷土資源「もみ殻」

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 日本人の主食は「お米」です。もみ殻は、コメを包んでいる外皮。籾摺りして玄米を取り出せば、必ず残ります。米どころの南信州では、このもみ殻が沢山あり、処分のために野焼する風景も多くみられます。
 地域の資材を活かす「里山農法」では、この「もみ殻」をよく使います。もみ殻燻炭、有機マルチ、生ゴミ堆肥、イモ類の保管など・・・。昔の生活では、ぬか竈(くど)の燃料としても使われました。
 今では、農業廃棄物となる、この「もみ殻」をどう使いこなすかを考えることが「持続可能な」“sustainable”ことに繋がります。
もみ殻は、活躍の幅が実に広い地宝(ちほう)の資材。使いこなせる人は、里山の暮らしが満喫できます。

2021年09月21日

2地宝の郷土資源「落ち葉」

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 信州には、山々の深い森があります。毎年、秋には美しい紅葉を見せ、やがてその葉は大地を覆います。そして、長年積もった葉はフカフカの腐葉土になります。このふかふか感を畑で目指しているのが、山の有機農家です。葉は「光合成」をする重要な器官。細胞内の葉緑素(クロロフィル)で、光のエネルギーを用いて,二酸化炭素と水からデンプンなどの炭水化物を合成し,酸素を放出します。この大切な働きを担うのが、葉緑素の中心にあるマグネシウムです。また、葉には他にカルシウムなどのミネラルも豊富です。つまり、落ち葉を土に戻せば作物を美味しく、丈夫にすることに繋がるということです。
 かつては、春先の苗の発育保温に「踏み込み温床」の発熱素材としても、広く使われてきました。集めるのは、手間のかかる作業ですが、落ち葉マルチなど様々な場面で有効に使いたい「持続可能な」“sustainable”山々の恵です。

2021年09月20日

1地宝の郷土資源「薪」と「灰」

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 灰は、薪などが燃え尽きた後に残る粉末です。昔は、山の木々などを燃料とし、灰は燃えカスとして捨てるのではなく「自給肥料・自給資材」として、田畑に散布したり、草木染めやワラビのアク抜きなどに用いたりしました。その当時は、化学的な働きがよく分からなくても、長年の観察でその効果を感じ取ったのでしょう。今でこそ、灰はカリウム、カルシウムなどのミネラルの宝庫である自然の「アルカリ資材」であることが知られています。
ここ信州の里山には、様々な燃やせる有機物があります。栗やリンゴなどの剪定枝の灰にはカルシウムが、竹、もみ殻や稲わらなどイネ科植物の灰にはケイ酸が、多く含まれています。いずれも植物の体を強くする有効な成分です。
灰は、「里山農法」に欠かせない自然の資材・肥料です。畑や田に循環させると、酸性土壌を改良し、ミネラル分を供給して作物を美味しくし、病害虫に強い作物を育みます。
「薪と灰」のある暮らしを見直せば、まさに「持続可能な」“sustainable”生き方に繋がります。

2021年09月19日

「サステナウィーク」・・・ご存知ですか?

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 2021年の9月18日(土)~28日(火)は、農林水産省・消費者庁・環境省が連携して主催するサステナウィークです。「サステナ」とは、“sustainable”という「持続可能な」こと。この期間中は、野菜などの形や安い値段という「見た目」から「持続性」を重視した消費が増え、日本でもグリーンコンシューマー(環境問題などに配慮して商品の選択を行う賢明な消費者)の存在が当たり前のようになることを目指した取り組みです。
国産有機サポーターズとして、すみれ自然農園食堂は、この期間中に「持続性」に繋がる隠れた信州農の「地宝資源」をご紹介します。

2021年09月18日

2021年「職場体験」がありました!

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 7月30日から31日の2日間、飯島中学校2年生の職場体験がありました。町の人や産業、農業、商業等への理解を深め、郷土愛を育む勤労体験です。今年の参加者は、4名。暑い、あつい中、燻炭作り、ジャガイモ掘り、キーウィの防除対策、草刈りと麦マルチ・・・と色々と経験をして頂きました。 最後は、お花を活ける自己表現。たくさんの苦労の中で、働く喜びを見つけることができたかな?

 

2021年07月31日

【脱炭素】に取り組んでいます。「豊かな自然との共生(人間らしいライフスタイル)」を目指して

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 2020年10月26日の臨時国会で、「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことが宣言されました。

 森林や里地里山を手入れしながら、木材や自然資源(バイオマス)として活用することは、暮らしを支える豊かで美しい自然を守り、共生する人間らしいライフスタイルを再構築することにつながります。

 すみれ自然農園食堂は、地域資源の最大源の活用により、地域の課題解決を目指しています。また、化石燃料起源の CO2ゼロエミッション化を意識した取り組みもしています。

 地域にある有機資源の循環、不耕起栽培による耕耘機の不利用、有機マルチによるビニールマルチの不使用・・・
 私たちが日々、実践している「自然にやさしい農法」を応援して下さい。

 * 取組みの内容は、SDGsの取組みとして、農林水産省のHP内の農業女子PJでも紹介されました。

2021年05月31日

「有機縁農隊」を募集します!【“ご褒美”付き「えん農」ボランティア】

 小さな農家レストラン発  ― 新しい地域支援型「産食提携」の取組み ―


 『そうだ、農家でボランティアしたい!』と思った方へ


 「有機縁農隊」とは、繁忙期にオーガニック農家をサポートし、農作業の手伝いを通して、農業技術の習得や健康増進等の余暇の充実を図る、地球にやさしい消費者(グリーンコンシューマー)、農業や農的暮らしに興味がある人々です。

 また、「産食提携」とは、実際の栽培環境を体感し、消費者と生産者が顔の見える信頼関係を築き、生産から調理までの一貫した「安全な食」を実感してもらい、地域の「食」を支える取組みです。

 有機農業は「人」の支えが必要です。賛同するヒトの「活動」が、ダイレクトにそのまま食の安全や地域の環境保全を守る「力」となります。  ボランティアには、成人の方であれば、どなたでもなることができます。 

 時間は2時間程度・・・。  作業は大地と向き合った、ごく簡単な「野良仕事」です。

 内容は草刈りなどの①「圃場管理」、②「スマホ撮り」、そして③「出荷準備」です。

 ご褒美は、収穫時期の「旬菜お裾分け」と規定のボランティア回数を達成した方へ、すみれ自然農園食堂の「ランチコース」をプレゼント致します。

 募集人数は、若干名様。 

 農作業の期間は、5月~10月頃です。御希望の日程については、お問い合わせ下さい。

 「食」への意識が変わるボランティアです。

 自然・農業が大好き同士、交流を深める良い機会です。自然農法で家庭菜園をやりたい人も、ダイエットとして楽しみたい人も、ぜひ「有機縁農隊」として、御参加してみませんか?

 「そうだ、ボランティアしたい」の気持ちを、御応募へ。 お待ちしております

2021年05月01日

「そろそろ本気で信州移住」が本になりました!

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 広い信州の各地域に移住した人たちの等身大の信州移住体験を集めた本が信濃毎日新聞社から発行されました。

 動機も移住の時期も職業も家族構成も異なる登場人物は、どんな場所でどのような暮らしをしているのでしょうか?ひとりひとりの実感に触れ、35組の体験を比較しながら読むことができる写真も豊富な本です。

 すみれ自然農園食堂も登場しますよ!信州へ移住をお考えの皆さん、ぜひ読んで下さいね。

 

2021年04月26日

【コロナ後を考える】地方のレストランが歩む道

1 地域の飲食店の役割は・・・ 

 これからの観光は「街にいい飲食店がある」こと。私たちは「地域のレストランは、地元を引っ張っていく牽引的な役割を果たすべき」と考えています。地元から「原価削減よりも、豊かな食、地域の農業のことをもっと考えていこうよ」という料理人が増えれば、地方はもっと変わると信じています。

2 話題となるヨーロッパの小さな観光地

 今、イタリア、スイス、スペイン、フランスなどの「小さな町」が世界中の人に人気です。美食家たちをターゲットにし、飲食業を高度に発展させ、「稼ぎ」をしっかりと第一次産業に「還元」し、地域全体を支える「循環」の仕組みで、町や村の「繁栄」に繋げています。

3 地方のレストランが持つべき魅力は?

 料理人の一皿の上には「第一次産業」の全てが載っています。そして、それに携わる人たちの人生が託されています。都会の有名シェフにも作れない、そんな料理が食べられるのが地方のレストランの魅力。訪れれば本物に触れる豊かな「食」の世界が広がります。 

 その魅力は・・・、

① 料理人が選んだ新鮮な食材、安心・安全で、おいしい食事を楽しむことができる。

② 地域の「農産物」が理解でき、その「地域」を知ることができる。

③ 地域の「食文化」を楽しむことができる。 など

4 地方のレストランとして大切なこと!

 田舎の料理人が単に食事を提供する飲食店というだけでは、何の土産話にもなりません。他とは違う特徴や魅力などの「話題性」をどうアピールするのか、工夫が大切です。地方のレストランは、いかに「美味しいもの≒気持ちのよいもの」の提供ができるかではないでしょうか?   

 人口規模や不便さを言い訳に、あきらめてはいけません。

 まさに農家レストランには、収穫後、直ぐに調理して提供できるなど、作り手の顔を知ることができる安心感があり、穫れたて新鮮な旬の農作物を食材とする強みがあります。そして、「食」への意識が高い層などから注目され、しっかりと「地域の魅力」を発信できる素地があると思います。

 私たちは、コロナ後を考えて地域のために、しっかりと歩みたいと思います。

2021年03月15日

「里山農法への道」(土作り教室)の開催について【参加者募集】

『里山農法への道』の参加者を募集します。
●環境にやさしい栽培をしたい。 ●安全な作物を育てたい。そんな皆様に「長野県エコファーマー」が、納得のポイントを御紹介します!

・募集人数 10名様  ・参加料金 500円/日(資料代)  ・持ち物 筆記用具 飲物など

お申込み・お問合せ ℡:0265-86-5312 (「下の「お申し込み」で、メールによる方法でも可能です。)

2021年「里山農法への道」スケジュール(予定)  

開催月日       内 容

4月4日(日) 自然農法と有機農法

5月9日(日) 取ってよい雑草と残してよい野草

6月6日(日) 病害虫の発生要因と無農薬栽培のポイント

7月25日(日) コンパニオンプランツと輪作

9月5日(日) 有機質肥料の種類と特徴

10月3日(日) 必須元素の種類と役割

11月7日(日) 完熟堆肥の見極め

*開催時間は、「13:30~15:30」を予定しています。

*1~3月、8月、12月は、お休みです。

*作業内容は、天候、圃場等の状態により変更する場合があります。

*野外では、作業のできる服装(長袖、長ズボン、帽子、手袋、長靴又は足袋等)でご参加ください。

*夏の時期は、ブユなどの「虫よけ対策」をおすすめします。

*野外での作業になりますが、雨天の場合は「座学」となります。

●「里山農法」とは・・・

 里や山の「有機資源」を生かして循環させ、豊かな森を育むような生命力あふれる「土」をつくり、人の手で多様な「耕地生態系」を守りながら、農産物を生産する農法です。

2021年03月01日

信毎 本のWebの「そろそろ 本気で信州移住」に紹介されました!

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 「そろそろ 本気で信州移住」は、フリーライターの北尾トロさんによる信濃毎日新聞の連載サイト。移住先として高い注目度を誇る信州には、たくさんの移住者が活躍しています。今回、先輩移住者とは、ほどほど言えない私たちが、紹介されました。連載された皆様に比べ、その実態は・・?   

 実は、たくさんのお金は得られなくても、たくさんの御縁を紡ぐことができました。移住・・・、意外といいですよ!

2021年02月12日

「天使のカボチャ」が学校給食にデビューしました!

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 すみれ自然農園食堂で生まれたオリジナルのカボチャ・・・、甘くて大きなおいしい「天使のカボチャ」が、初めて給食の食材として使われました。メニューは天使のカボチャのポークカレー!食べた子どもたちの笑顔を思うと生産者として非常に嬉しく思います。みんな、おいしく食べてくれたかな。愛情込めて調理して頂いた飯島町の給食センターに感謝申し上げます。

2020年11月13日

「信州Go To Eatキャンペーン」はじまります。

 「信州Go To Eat キャンペーン」とは、感染予防対策に取り組みながら頑張っている長野県内の飲食店を応援し、食材を供給する農林水産業を応援するキャンペーンです。11月9日から長野県内の郵便局で、加盟飲食店で利用できる25%プレミアム付き食事券の販売が開始されました。

 すみれ自然農園食堂でも、この食事券が御利用できます。ぜひ、お越し下さい。お待ちしています。

 食事券の使用有効期限は、2021年3月31日(水)までとなります。

 

 

 

2020年11月09日

「職場体験学習」がありました!

 10月13日(火)~14日(水)の2日間の日程で、「職場体験学習」がありました。

 職場体験学習の目的は、中学生が自己を見つめながら、町内で働く大人の姿を見たり、働く体験をしたりすることを通して、➀勤労観や職業観を育む。(「働く」意義を考える。)、②町の人や産業・農業・商業等への理解を深める。③「ふるさと いいじま」への郷土愛を育む。④「あいさつ」「礼儀」「清掃」を実践し、今後の生活に活かす・・・ということだそうです。

 体験内容は、もみ殻燻炭作り、堆肥の撹拌、サツマイモ掘りと芋の洗浄、草刈り、タカキビの収穫、トウモロコシの苞剥き、木灰と堆肥の散布、ススキのカヤ敷き、薪作り、野菜の収穫など。

 慣れない場所で、果たして目標は達成できたでしょうか?経験を糧に、未来へ歩んで下さい。

2020年10月14日

「みなこい有機連合」を立ち上げました!

 2020年9月、すみれ自然農園食堂は、国の審査を経て『国産有機サポーターズ』になり、これを機に「みなこい有機連合」を立ち上げました。

 「国産有機サポーターズ」とは「有機農業の推進に関する法律」に基づき策定した「有機農業の推進に関する基本的な方針」を踏まえ、国産の有機食品の需要喚起の取組に協力し、消費者に有機食品を直接販売若しくは提供している小売事業者や飲食サービス事業者のこと。

 そして、『みなこい有機連合』は、“有機農業の課題”の解決を目指した地域のゆるやかな連合体で、宮田村(み)、中川村(な)、駒ヶ根市(こ)、飯島町(い)及びこの近隣地域で活躍するオーガニック農家や菜園家、そして、地域で輝く様々な事業者などの仲間です。

 私たちは、地域の農家は「競争」相手ではなく、地域全体で希望と価値を共に創っていく「共創」のパートナーと考えています。

 ぜひ、この仲間に御参加ください。地球にやさしい人々をお待ちしています。

  * 個々の有機農家や有機農業を応援してくれる人たちの発信源を集約し、すみれ自然農園食堂のホームページで紹介させて頂きます。

  * みなこい有機連合は、政治・宗教的な活動は行いません。また、慣行農法を批判する活動もしません。

  * 加入費・年会費は、特にありません。 

2020年10月01日

雑誌KURAに掲載されました!

KURA

 雑誌KURAは、信州を愛する大人の情報誌。10月号の特集は「秋の小さなリトリート旅」です。

 “リトリート”とは、ストレスフルな中、ゆったりとした時間を意識的に過ごしたり、心からリラックスすることで身体の疲れを癒す方法です。リトリートメント(retreatment)という言葉が語源で、欧米では「自分を取り戻す方法」として人気があります。

 今回の特集では、心を鎮め、穏やかに、自分自身を取り戻すことができる「食」のお立ち寄り処として、すみれ自然農園食堂が紹介されました。

 大自然との調和の中で、心身ともにリフレッシュしたい方は、ぜひ、お越し下さい。お待ちしております。

2020年09月20日

「国産有機サポーターズ」になりました!

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 農林水産省は、令和2年4月30日に、有機農業の推進に関する法律(平成18年法律第112号)に基づき策定した「有機農業の推進に関する基本的な方針」を公表し、有機農業の取組面積や有機食品の国産シェアの拡大に向け、有機農業者の人材育成や産地づくり、有機食品の販売機会の多様化や消費者の理解の増進に向けた取組を推進しています。
 「国産有機サポーターズ」とは、この方針を踏まえ、国産の有機食品の需要喚起の取組に協力し、消費者に有機食品を直接販売若しくは提供している小売事業者や飲食サービス事業者です。

 すみれ自然農園食堂は、有機農業や国産の有機食品に対する消費者の関心を高め、需要を喚起するため、地元の有機食品を積極的に取扱い、有機農業、有機食品について、皆様にわかりやすく伝える取組をしていきたいと考えています。

2020年09月02日

「キャリア教育学習会」に参加しました!

 飯島中学校で、「町内で働く大人の皆さんと語る会」が開催されました。中学生は、「将来の夢」や「働くこと」について少しづつ考える時期。すみれ自然農園食堂として、働くことの意義や勤労観・人生観などについて話をさせた頂きました。生徒の皆さんは、この会で「どんなことに気付き、何を学ぶことができたでしょうか?」。命は「時間」ともいわれます。万人が平等に使うことができる無形な価値です。

 これからの「時」を無駄に消費せず、みんなが素晴らしい「夢」を現実のものとして掴むことを心より祈っています。

2020年07月07日

農家民泊(農泊)はじめます!

 この度、すみれ自然農園食堂は農家民宿として、長野県伊那保健所から旅館業経営の許可を頂きました。「農泊」とは、農山漁村地域に宿泊し、滞在中に豊かな地域資源を活用した食事や体験等を楽しむ「農山漁村滞在型旅行」のこと。最大の魅力は、その地域ならではの食事や体験を直に楽しむことができることです。オープンは8月1日(大安)。旅館業は「人の命を預かること。」・・・気を張って、準備を進めたいと思います。

2020年06月17日

「飯島町くらし復興券」が御利用できます♥

 新型コロナウィルスによる深刻な影響による地域経済の打撃を、いち早く回復するために「飯島町くらし復興券発行1億円事業」が開始されました。すみれ自然農園食堂では、この復興券の発売を機に少人数でお食事が楽しめる、お得な価格を設定致しました。

 一日一組様限定で、コインレスによるお支払いができます。

 ご夫婦、カップル、御家族、親しい友人同士だけで、優雅でのんびりとした空間とお食事を楽しみませんか?

 御利用の期限は、令和2年8月31日までです。詳しくは『お食事の御案内』を御覧下さい。

 また、この時期は、近くにあるアグリの丘のポピーの花も見頃をむかえています。自然散策を兼ねた休憩などにも御使用下さい。

 営業は、原則として土日・祝日、ご予約は10日前までとなります。

2020年05月31日

アグリの丘でポピーの花が見頃をむかえます♥

 すみれ自然農園食堂の近くにあるアグリの丘は、ポピーの名所です。6月から花の見頃をむかえます。青空の下で赤やピンクの花たちが風になびく光景は、まさに天空の絶景です。この季節、散策を兼ねてのんびりとお食事を楽しみませんか。一日一組様、優雅な時を過ごすことができます。

 御家族、御友人、そして、カップルでのご予約をお待ちしています。

2020年05月26日

「農家民泊」に向けて消防法令の検査に適合しました!

 旅館業は、お客様の命を預かる大切な業務。この度、上伊那消防本部の立入検査を受け、すみれ自然農園食堂の消防用設備が、技術上の基準に適合していることが確認され、通知を受けました。今後は、保健所の審査と実地検査を受け、オープンに向けて準備を進めます。

 農業・飲食業・肥料販売業・・・、小さなマルチ農家の応援をよろしくお願いします。

2020年05月14日

地球上で活躍されている皆様へ

 地球上を震撼させている新型コロナウィルスの脅威に多くの人々が不安を感じている中、そのリスクの最前線や経済・社会で必要とされる人々のために活躍されている方々には、感謝し尽せない思いを感じます。

 これまで人類は、歴史の中でいくつもの困難を克服してきました。きっと、いつか終息する時が必ず訪れます。ぜひ、その“ハレ”の訪れには、これまでの「緊張感」を解き放して下さい。

 一日一組様限定。私たちは、貴方だけの時間と空間を準備し、ゆっくりとお食事が楽しめるようお膳立てを致します。

 鳥のさえずり、風に揺れる花々の風景、そして、穫れたての旬菜は、身体と心をリセットしてくれるでしょう。

 その時を心よりお待ち申し上げております。

2020年05月10日

臨時休業のお知らせ

新型コロナウィルスの感染拡大に伴う「緊急事態宣言」を受け、5月6日まで臨時休業とさせて頂きます。早く終息することを祈念し、お客様と再会できることを心よりお待ちしています。皆様、どうぞご自愛ください。

2020年04月17日

日本農業新聞に掲載されました!

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 「SDGs」とは、2015年9月の国連サミットで採択された、地球上に住む人類が持つべき共有・共通の概念である『持続可能な開発目標』(Sustainable Development Goals)です。

 この度、すみれ自然農園食堂が、自然豊かな南信州飯島町で開園して取り組んできた「里山農法」が、このSDGsに繋がっているとして、日本農業新聞に紹介されました。

 昔の農家の当たり前が、今の時代に必要なのかもしれません。どうか、未来のために、地球のために、私たちのような農家を応援して下さい。

2020年03月23日

堆肥について(お知らせ)

 農林水産省から「牛等の排せつ物に由来する堆肥中のクロピラリドが原因と疑われる園芸作物等の生育障害の発生への対応について」(農水省課長通知30消安第2274等)の通知が出されています。クロピラリドとは、米国、オーストラリア、カナダなどの海外で牧草や穀類の生産に使われている国内では農薬として登録・販売されていない「除草剤」の成分です。このクロピラリドが含まれた飼料を家畜に与えると、この成分は家畜のふん尿中に排せつされ、これに由来する「堆肥」にも含まれることが報告されています。

 現在、堆肥中のクロピラリドが原因と疑われる園芸作物等の生育障害が発生しているため、園芸作物等への家畜由来堆肥の施用について注意喚起されています。

 すみれ自然農園食堂の圃場で使用する堆肥は、里山から産出される植物由来のみであり、家畜由来のものは一切使用していませんので、御安心ください。

2020年02月16日

ラジオ番組で紹介されました!

 SBCラジオ「伊那谷めぐりあい」(*)のパーソナリティーである久保田くに子さんが取材にお越しになり、12月3日(火)と9日(月)の放送で、すみれ自然農園食堂の「こだわり」と長野県で初めて行った奇習の「便所開き」について紹介されました。

*番組では、伊那谷の元気を伝えることをコンセプトに、日々の情報だけでなく、話題の観光スポット、グルメはもちろん、方言や歴史まで幅広いテーマを取り上げ、多彩なゲストもお迎えしながらお伝えしています。

2019年12月09日

初めての「ホームステイ」を受け入れました!

 対日理解促進交流プログラム (JENESYS)とは、日本とアジア大洋州の各国・地域との間で,対外発信力を有し将来を担う人材を招へい・派遣し,政治,経済,社会,文化,歴史,外交政策等に関する対日理解の促進を図るとともに,親日派・知日派を発掘し,日本の外交姿勢や魅力等について被招へい者・被派遣者自ら積極的に発信してもらうことで対外発信を強化し,我が国の外交基盤を拡充するための外務省の事業です。

 12月3日から10日まで,JENESYS2019の一環として,フィジー,ミクロネシア,サモア,キリバス,ナウル,パラオ,マーシャル諸島,トンガ,バヌアツの大学生等44名が訪日し,「環境・エネルギー」,「海洋資源・海上保安」をテーマとした対日理解を深めるプログラムに参加しました。

 一行は,訪日中,東京都内に加え,「環境・エネルギー」をテーマとするグループ(21名)は長野県を訪問しました。この内、キリバスとナウルから、はるばるおいでになった若き女性(2名)が、すみれ自然農園食堂に1泊のホームステイをしました。

 滞在中は、温泉、夕食作り、薪運び、収穫・出荷、和食作りの体験や飯島陣屋の見学などを行いました。短い期間でしたが、異文化交流が深められる貴重な素晴らしい機会となりました。 

2019年12月07日

コラムが紹介されました!

 農業女子PJとは、農林水産省が女性農業者の能力を社会に活かす、新規参入の若手女性の就農者を増加させることを目的として2013年にスタートさせたプロジェクトの名称です。この度、このH/Pにコラムとして【私、農業女子PJに入りました。第109回】が紹介されました。

 農業女子PJに入ろうと思ったきっかけ、農業を始めたきっかけ、農産物へのこだわり、そして、これからの目標などが書かれています。ぜひ、ご覧下さい。

2019年12月04日

「職場体験」を行いました。

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 職場体験とは、生徒が事業所などの職場で働くことを通じて、職業や仕事の実際について体験したり、働く人々と接したりする学習活動です。10月16日~18日に飯島中学校2年生の女子生徒(2名)さんが、すみれ自然農園食堂においでになりました。

 野外での農的体験や野の花を使った生花体験など、あっという間の3日間でしたが、色々なことに気付かれた様子でした。

 心優しい生徒さんの将来の夢や希望が実るよう応援したいと思います。

 

2019年10月18日

「天使のカボチャ」の御紹介

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 天使のカボチャとは、おいしいカボチャを選抜栽培していた時に、偶然に自然交配して誕生したすみれ自然農園食堂のオリジナルの品種です。「このカボチャを食べると赤ちゃんが、ニッコリするの!」というお声を頂いて、『天使のカボチャ』(*)と名付けました。


 このカボチャの魅力は、なんといっても甘くて大きいこと。
 おいしい両親の系統を引き継いで生まれた品種の特性はもちろんのこと、高冷地特有の夏における日中の寒暖差、そして、秋から冬にかけての低温が、このカボチャの甘さをさらに増幅させます。


 表皮は灰色から薄緑色で、一般的な大きさは2kg前後ですが、3kgを超える大物もあります。果肉は鮮やかな橙色で、切った時にメロンのような芳香があります。また、加熱するとホクホクしっとりとした食感があり、蒸しただけでも十分に甘さが堪能できます。


 このカボチャ1個(2kg位)で、カボチャチーズケーキ(15cm丸型)が約4個、カボチャプリンがココットで約42個できます。非常に甘いため、すみれ自然食堂のカボチャ料理とスウィーツは、人気メニューになっています。
 ぜひ、市場に流通しない希少な甘~いカボチャをご堪能下さい。おいしくなるのは、10月下旬頃からです。

 *交配親が正確ではないため、品種登録はされていません。

(注1)低温にあたったカボチャを暖かい場所に置くと腐りますので、保存する場合は、必ず10℃位の冷涼な場所で保管して下さい。
(注2)調理する場合は、弱火でじっくり、時間をかけて加熱して下さい。

2019年10月14日

「信州食育発信 3つの星レストラン」に登録されました!

「信州食育発信 3つの星レストラン」とは、おいしく食べることを通じて、健康のこと、食文化を伝えていくこと、環境を守るためにできることを教えてくれる飲食店のことです。

 この度、すみれ自然農園食堂が、長野県より、この認定を頂くことができました。安全な野菜の生産販売から安全で健康な食事を提供する農家レストランとして、非常に名誉なことと感じています。「健康」・「食文化」・「環境」は、どれも“食”とつながっています。

 今後も皆様に喜ばれるお野菜とお食事を御提供できるよう努力をして参りたいと思います。

2019年10月04日

小農の挑戦・・・

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 飯島町が進める『1000ha自然共生農場づくり』、これは、未来を見据えた政策だと思っています。

 今、世界情勢を見ると①人口増加、②地球温暖化、③農地面積の頭打ち、④単収の限界、⑤農地の砂漠化、⑥塩類集積による不毛化、⑦肥料原料の高騰などの要因が、地球的な「食料危機」のリスクとなっています。加えて、過剰施肥よる「水」汚染や野菜に蓄積する「硝酸塩」などの環境や健康に関わることも問題化しています。
 このため、各国で環境にやさしい農法の普及が急がれています。また、輸送に伴う環境汚染を少なくするため、地域で取れたものを地域で消費しようという考えも広がっています。

 では、自然と共生する農法とは、どんなものでしょう?
 自然の循環に逆らわず、それを使用して食物を生産しようとする「農」の技です。有機農法を思い浮かべる人も多いことと思います。

 実践農家は少ないですが、この農法は難しいのでしょうか?
 「技」のポイントは、微生物の「棲みか」を増やすことと、病害虫発生の「誘因」を知ることだと考えています。微生物の研究は、日進月歩。新しい知見が未来を開くと確信しています。

 ぜひ、すみれ自然農園食堂のチャレンジを応援して下さい。

  ★このブログの内容は、「いいじままち議会だより」(第87号 令和元年10月15日)に掲載されました。

2019年10月01日

テレビで紹介されました!

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 2019年9月22日(日)、BSテレビ東京の番組「カンニング竹山の新しい人生、始めます!」の放送で、すみれ自然農園食堂が紹介されました。丁寧に番組を制作されたスタッフの方、取材に御協力してくれた町の皆様、本当にありがとうございました。 

 番組をご覧いただいた皆様、そして、カンニング竹山さん、ジャガー横田さんとその旦那様の木下博勝さん、アナウンサーの角谷暁子さんも南信州飯島町に遊びに来てくださいね。

 お待ちしています。

2019年09月22日

ブルーベリー

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 ヨーグルトに入れたり、パイにしたり、色を楽しみながらいろいろな食べ方ができるブルーベリー。今が旬を迎えています。体内の炎症を抑える抗酸化物質のポリフェノールが豊富なことは、有名ですね。健康のためには、週に3~5回ほど食べるのがよいとのことです。

 すみれ自然農園食堂の近くには収穫体験ができるブルーベリーの観光農園があります。この季節、収穫のついでにお食事もいかがですか?ブルーベリーを使ったおいしい甘味も食べれますよ。皆様の御来店をお待ちしています。

2019年07月28日

無事に撮影が終了しました!

 7月12日(金)~14日(日)の3日間、東京にあるテレビ局による取材と撮影が無事に終了しました。番組の放送は9月とのこと。どんな内容になるのでしょうか?御出演頂いた皆様には、大変お世話になりました。ありがとうございます。全国の皆様に、もっと飯島町を知ってもらえればいいですね!

2019年07月15日

風を感じる”飯島農楽部”に参加してみませんか?(募集のお知らせ)

 農的な「スローライフ」の体験です!
田舎暮らしの醍醐味は、自分の頭で考えて行動ができることです。食事・趣味・野良仕事・・・生活するという全てのことを自分で考えるからこそ、そこに喜びが生まれてきます。


 「夢」の第一歩として、まずは『体験』をしてみましょう。南信州の飯島町は「風土よし、風情よし、風景よし」の素晴らしい地域です。守るべき自然と、人が上手に共生するために必要な作業を体験します。


 自然保護、環境保全、自然農法、自給自足・農的暮らし・新規就農など・・・「里の自然」に憧れる人たちのための企画です。


●ポイント
・自然と共生して作物を育てるには、まず畑の「野草」とよい関係を作ることが必要になります。
・そして、作物を上手に自給するには、よい「土作り」が不可欠となります。
・体験では、この二つをポイントにして、希望者の意向・目的に沿った「四季の風」を感じる個別・段階別なコースを準備しています。

 詳しい内容は、「体験企画」(ソーシャル・アグリイベント)をご覧下さい。ご応募をお待ちしています

 

2019年06月01日

 南信州の飯島町は「栗」の名産地。この時期は、栗園で剪定の音が響きます。栗は太陽の日差しが大好きな植物。春から芽吹く木々の葉にたっぷりの光が当たるようにすることは、栗の生育にも大切なこと。ベテランの農家さんが剪定した後の栗の木は、すっきりと新梢(結果母枝)が天高く伸びます。パチン、パチン・・・、静かに響く鋏(ハサミ)の音は、冬の風物です。

2019年02月17日

移住時代のはじまり!

 2019年度、政府は、首都圏から地方にUIJターンし、就職・起業した人に対する「支援金制度」を創設するとのこと・・・。
 でも、移住するには、未来設計を考えた、ぶれないヴィジョンを持つことが大切です。

 「急いで移住、ゆっくり後悔」では、移住した人も、移住先の人にも「不幸」なこと。まずは、①行って、②見て、③聞いて、④語って、⑤考えることから始めるのが大切です。

 そこで、気軽にできるのが、『体験』です。「触れて、嗅いで、食べて・・・」と身体を研ぎすまして、五感から沸き起こる本能的感覚を大切に、未来への楫(かじ)を切っても、よいのかもしれません。

 慌てる必要は、何もありません。自分の「運命」を決めるのですから「何度でも、じっくりと、納得するまで」時間をかけましょう。
 
 すみれ自然農園食堂では、地方生活に関心を持つ人のために、多様な体験企画を準備しています。日時、料金なども内容に応じて設定が可能です。 

 あなただけの大切な「時」を「幸」(さち)なものに致します。どうぞ、お気軽にご連絡ください。お待ちしています。

2019年01月26日

「肥料販売業者」になりました!

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 里山の資源を有効に使う栽培方法が「里山農法」。すみれ自然農園食堂が大切にしているのは、自然との共存です。大地・水をいつまでも、きれいに守るため、土に施すものも優しいものを利用しています。その一つがもみ殻をゆっくり、いぶして作った「燻炭」です。昔は、田んぼで作る光景が見られたとのことですが、今では作る農家も稀になりました。これまで農家の経験をもとに、土作りに「よいもの」として伝えられてきましたが、今は、科学的にその有効性(*)が証明されています。しかし、その材料となる「もみ殻」も使い道があまりないということで「産業廃棄物」として処理されてしまうこともあるとのことです。

 すみれ自然農園食堂は、地域の資源を見直し、有効に循環させるために『もみ殻燻炭』(特殊肥料)の生産・販売計画を立て、長野県知事あてに届出をしました。今回、この計画が受理され、「肥料販売業者の証」を頂くことができました。

 一歩ずつ、一歩ずつオーガニックの「輪」を広げていきたいと思います。

*もみ殻燻炭の有効性

 土壌改良材としての働きが立証されており、①排水性の向上、②保水性の向上、③酸性土壌のpH改善、④可溶性ケイ酸の供給、⑤有益微生物の増加などの効果があります。また、根がよく発達し、細根や根毛が増えることもわかっています。

2018年11月28日

「商談スキル向上セミナー」が修了しました!

「商談スキル向上セミナー」とは、長野県上伊那地域振興局と上伊那農業改良普及センターが主催した販路拡大や6次産業化などを目指す農業者向けのセミナーです。長野県中小企業振興センターと信州6次産業推進協議会から派遣された専門講師による内容が充実した講義が修了しました。今、女性と若手の農家に求められているのは、魅力ある農産物を独自のルートで販売する経営スキル!大切なことは「誰に・何を・いつ・どこで・なぜ・どのように・いくらで」という商品コンセプトを整理することです。来年に向けて、どんどん形にしていきたいと思います。

2018年11月27日

「オーガニック・アカデミー」が修了しました!

「オーガニック・アカデミー」とは、長野県で有機農業により農業経営を目指す意欲ある新規就農者などが、実践する上で基礎となる技術や知識の習得や栽培技術などを向上するための県主催の講座です。4ヶ月にわたり16の講義がありました。変革期を迎えた農業。真の消費者が求めるものは何か?生産者もしっかりと考える時が来ています。「有機農業じゃ~食っていけん!」・・・農薬全盛の時に活躍した古老農家の語り草は、昔のこと。今は、有機農業・自然栽培でも、しっかりと経営を成り立たせている先駆的農家がいます。要は、真の農家と消費者がしっかりと結ぶ構造を創り上げることです。

消費者も生産者も生命・自然の大切さを深く認識し、選ぶものを見直してこそ、「食」の未来が変わります。

2018年10月30日

「里山農法」についての取材がありました!

すみれ自然農園食堂が取り組んでいる地域資源を有効に活用する「里山農法」について、SBCラジオ「南信州ハートフルサタデー」(*)のパーソナリティーである桑原さんが取材にお越しになりました。10月20日(土)の放送で、トークの苦手な当園の♂鎌頭(かまかしら)がシドロモドロに農業の魅力とアグリソーシャルビジネスの構想について語りました。

*南北に長い信州の中でも独特の文化や民俗が育まれている伊那谷。その南信州の風を発信しているのが「南信州ハートフルサタデー」。
トークと音楽を軸に、温かく、元気な時間が流れます。

2018年10月10日

風を感じる“飯島農楽部”(入門編)を開催しました!

すみれ自然農園食堂で初めてとなる「有機農業に興味がある」、「有機農業で就農したい」という気持ちが、芽生えた人のための「入門用」の体験コースを開催しました。

参加者の方には、ぬか釜によるご飯炊きの後、土づくりに大切な堆肥の撹拌、畑と草の観察、カボチャの収穫、幸せになるトウモロコシの調整など、オーガニック農家の日常の作業を体験して頂きました。

里山・農作業に興味のある方は、ぜひ、ご連絡ください。皆様の御要望に応じた体験企画を開催させていただきます。

2018年09月18日

現地de検索会(農業と共に編)が開催されました!

飯島町の定住促進室が企画する移住希望者と町を結ぶ「現地de検索会」での昼食・プチ収穫体験が、すみれ自然農園食堂で開催されました。目玉はぬか釜(モミガラカマド)によるご飯炊き!「はじめチョロチョロ、中パッパ・・・」がスムーズにいかず、「あれれ?」の状態になりましたが、何とか火が点いて、美味しく炊き上がりました。「昔の人は大変だったなー」と感じされるハプニングも、笑顔でハッピーエンド。遠方から来られた皆様、本当にお疲れ様でした。また、飯島町へ来てくださいね♪(この様子は、お盆明けに「みなこいチャンネル」で放映されました。)http://machisen-iijima.org/teiju-info/2018/07/17/%E5%8D%97%E4%BF%A1%E5%B7%9E%E3%83%BB%E9%A3%AF%E5%B3%B6%E7%94%BA%E3%82%92%E4%BD%93%E6%84%9F%EF%BC%81%EF%BC%81%E7%8F%BE%E5%9C%B0de%E6%A4%9C%E7%B4%A2%E4%BC%9A%EF%BC%88%E8%BE%B2%E6%A5%AD%E3%81%A8%E5%85%B1/

2018年08月11日

セカンド・オープンします!(お知らせ)

この度、かねてより念願でありました「南信州で一番小さな農家食堂」を開店いたします。 標高775m、飯島町の「奥」の里山に開店できたのも、ひとえに多くの皆様のご支援の賜物と感謝しております。かかるうえは、七つの風が吹く伊那谷で一番のんびりできるお店にするべく、家族一同日々精進してまいる所存です。
今後とも一層のご愛顧と、ご指導を賜りますようお願いいたします。

開店(セカンド・オープン)は、2018年7月30日(月・大安)です。

皆様の御来店を心よりお待ちしています。

2018年07月18日

「教育ファーム」として登録されました。

「教育ファーム」とは、生産者(農林漁業者)と交流しながら、作物を育てるところから食べるところまで、一貫した「本物体験」の機会を提供する取組みです。 体験を通して自然の力やそれを生かす生産者の知恵と工夫を学び、食べ物を作るという苦労や喜びを体感し、「食」の大切さを実感をもって知ることが目的です。すみれ自然農園食堂は、とっても小さな農家ですが、周りの自然は、とっても大きく豊かです。訪れた皆様の「心」の中に体験を通じて、何かに気づいて頂ければ嬉しく思います。

農林水産省 農林漁業体験の推進 http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/taikenn/taikenn.html#kanntou

2018年06月12日

「杜の市」に行ってきました。

「杜の市」とは、駒ケ根高原で開催された陶芸・木工・布・ガラス・革工芸・金属などの作家さん達が集う『手づくり工芸展』です。すみれ自然食堂で使用する食器を見つけるためにやってきました。個性的で美しい作品を色々と眺めながら、野の花を手描きしたお皿と御飯茶碗を購入しました。セカンドオープンに向けて、少しずつ準備を進めています。

2018年06月03日

エコファーマーになりました!

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エコファーマーとは、平成11年に施行された「持続性の高い農業生産方式の導入に関する法律」に基づき、土づくりと化学肥料・化学農薬の使用の低減を一体的に行う農業生産を計画し、知事の認定を受けた農業者です。この度、すみれ自然農園食堂は、長野県の阿部知事からこの「認定書」を頂くことができました。

「エコファーマー」の「エコ」は、エコロジー(生態学)に由来しますが、ネーミングを決める際に、仏教用語の「依怙(えこ)(神仏に依り頼むこと)」になぞらえ、自然や環境との調和を拠り所とするとする「エコ」もこれに通じる、あるいはエコファーマーに環境を「えこひいき」してもらおうという声もあがったそうです。環境にやさいい農業をみんなで一緒に応援してくださいね♪

2018年06月01日

「もみがらかま」がやってきました!

昔の里山では、地域の資源を大切にした生活がありました。人の営みの中でも特に重要であったのが食べること。毎日欠かせない調理は、きっと大変だったと思います。すみれ自然農園食堂では、不便を味わうことも「」に通じると考え、ご飯を炊く古い道具を探していました。今回、お世話になっている方を通じて、伊那谷で使われていた「もみがらかま」を譲っていただきました。米のもみ殻を燃料にする昔の「組立式炊飯器」です。持ち主様のご厚意により修復されたもので、人の優しさがこもった歴史を感じさせる逸品です。「未来を創ること」=「歴史を学ぶこと」。古きを知り、長く大切に使いたいと思います。

2018年05月20日

「食部会」に入りました。

飯島町には、官民の連携で「儲かる町」を創出することを推進するために設立された『営業部』があります。この部には、いくつかの部会があり、この度、すみれ自然農園食堂は「食部会」に入会させて頂きました。食や特産品をテーマにした「まちづくり」の推進と実践を図るとのことです。今後、地域のために「ロイアル・ファーム構想」や「地域自給化構想」などを提案したいと思います。

2018年05月18日

草抜き

すみれ自然農園の3号圃場は、かつて蕎麦畑でした。広さは15.5a。南は竹やぶ、北は高さ約6mにも及ぶ急な斜面(法面)です。土地は痩せ、午前中は日陰で、草刈りが大変な条件の悪い農地です。今、ある「」がたくさん、そして、大きく伸びています。ところが、この大きな草は直根のため、簡単にズッボと抜けます。これが、やりはじめると意外と止まりませんいいストレス発散になります。この「草抜き」、皆さんも体験してみませんか?

2018年05月11日

ふたつのアルプスが見えるやさしい農園での「ネイチュア・アグリ派体験会」の開催について(募集のお知らせ)

 少人数参加型の体験イベントです。南信州の静かな里山で、自然の魅力を感じてみませんか。焚火を使った、ちょっと煙たい食事が付いています。

 参加をご希望される場合は、3日前までに電話かウェブサイトにより申し込みをお願いします。(食べられないものがある場合は、申込時にお伝えください。)

時 期:7~11月の第三週(火)・(木)・(土)の10時00分~15時00分

 7月17日、19日、21日 ・ 8月14日、16日、18日 ・ 9月11日、13日、15日 ・ 10月16日、18日、20日 ・ 11月13日、15日、17日

場 所:すみれ自然農園(標高775m、上伊那郡飯島町の「奥」にある里山)

連絡先:0265-86-5312(9:00~19:00)

H/Pからの申込み:http://sumirefarm-sachi.com/contact1.html(ウェブサイトで申し込む場合は、企画タイトルの欄に「ネイチュア・アグリ派体験」と記入して下さい。)

募集対象及び参加費:18歳以上男性 3,000円、18歳以上女性 2,500円、中学生以上の学生 2,000円(*小学生・乳幼児不可)

 *野外で火と刃物を使いますので、お子様は不可となることをご了承下さい。

募集人数:先着6名様

集合場所:中央高速道・飯島バス停駐車場

その他:雨天の場合は、中止となります。

(注)フィールドに適した服装(長袖、長ズボン、帽子、運動靴、作業用手袋など)で、ご参加下さい。

   キャンセルの場合は、3日前までにお知らせ下さい。

2018年05月01日

「健康企業」おいでなんしょ!(募集のお知らせ)

 ふたつのアルプスが眺められる南信州にある小さな町の小さな農家からの御案内です。

 企業として自然保護・里山保全と農業支を「福利厚生の取組みとして採用したい!」&「従業員をリフレッシュさせたい!」のであれば、豊かな里山での『自然派体験』はいかがですか。異空間での身体と心のリフレッシュは、新しいアイデアを生み出すかもしれません。
 そして、異業種界で働く人たちとの交流(マッチング)も可能ですので、偶然の出会いが人脈となり、新しい道が開くかもしれません!

 まずは、御登録(無料)からしてみませんか。自然に優しい「健康経営」を目指す企業の皆様からのご連絡をお待ちしています。

・開催時期:7月~10月頃までの平日
・開催場所:すみれ自然農園食堂 長野県上伊那郡飯島町(中央高速道「飯島バス停」近く、徒歩約15分)
・参 加 費:3,500円/日(昼食付き)
・参加人数:6名様/日

2018年04月11日

「ピンク農法」はじめます💛

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植物は、450~700nmの「光」の波長域(赤色帯)で、発育成長が促進されるとのこと。ピンク農法とは、太陽光をこの波長域に変換させる技術を使って作物を栽培する方法です。すみれ自然農園では、温室にこの技術を採用しました。①早期収穫、②収穫量の増加、③機能性物質の増量、④糖度の増加、⑤害虫被害の軽減などが期待されるとのこと。新しい目印は、ピンクの温室。これからの収穫が楽しみです♪

2018年04月10日

マッキーさんの取材を受けました!

マッキーさんとは、農林水産省 関東農政局 長野県拠点 地方参事官室に在籍の女性の農政推進官です。国が進めている農業政策をを伝え、現場の声を汲み上げ、ともに解決する業務に携わっているとのことです。今回、飯島町の「奥」までおいで頂き、すみれ自然農園食堂を始めたきっかけなどについてお話しすることができました。国としても農業を持続的なものとしていくため、有機農業をはじめとする「環境保全型農業」を推進していくとのことです。地方の小さな点と中央の大きな点が結ばれました。

関東農政局 地域情報ネットワーク長野 http://www.maff.go.jp/kanto/chiikinet/nagano/makki/visit_makki.html

農業競争力プログラムQ&A集 http://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/attach/pdf/qa0110.pdf

2018年04月09日

「春の甘味」はじまります。

春の到来です!標高775m。すみれ自然農園食堂のスミレたちが花開きました。営業を再開します。ぜひ、「春の甘味」をご賞味下さい。お待ちしています。(一日一組限定、「事前予約」にて承ります。)

2018年04月04日

ごろごろ育っています!

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キノコの廃菌床は、安価で手に入る里の有機資源。すみれ自然農園では、完熟堆肥にして「土づくり」に使っています。その手助けとして活躍するのが、子供たちに人気のあの昆虫の幼虫です。ギョ!とするほど大きなものが、冬を越して立派に育っています。なぜ、こんなに大きくなることができるのでしょうか?お腹の中に空気中の窒素を栄養源にしてくれる菌が共生しているのだそうです。黒い糞は、作物にとってもよい栄養源になります

2018年03月29日

実践塾修了!

平成29年の度新規就農実践塾(基礎コース)を修了することができました。最後の講義で「長野県は『農産物総合供給基地』。三大消費地に近く、標高差が大きいことが強み。」との話がありましたが・・・「今、地球温暖化は、確実に日本の産地に影響の影を落とし始めている。食卓は10年前と様変わりした。」という内容は、深刻に感じてしまいました。小さな農家ですが、「食」と「農」の大切なところは、守っていきたいと思います。

2018年03月06日

「新規食品営業者講習会」を受講しました。

食品衛生法の目的は、「飲食に起因する衛生上の危害の発生を防止し、もって国民の健康の保護を図ること」。飲食を提供する者として、肝に銘じておかなければならない内容です。気が引き締まる講習は、大切です。整理・整頓・清掃・清潔・習慣づけ(5S)を守っていきたいと思います。

2018年03月05日

表紙の「人」になりました!

農業技術、経営、農政、地域や担い手の動き、くらしや食育、文化など、農のサイドから信州を発信している月刊雑誌「ながの農業と生活」(2018年3月号)の表紙になりました。ちょっと照れくさいです。こんな私ですが、すみれ自然農園食堂に、ぜひ、おいで下さい。お待ちしています!http://www.janis.or.jp/users/na6000/backnumber.html

2018年02月26日

「確定申告」完了!!!

2017年分の確定申告が終わりました。やっと、やりたいことに専念できます。「書類作成」と「野良仕事」を比較したら、やっぱり畑の上で働く方が楽しいですね!デスクワークで仕事をされている皆様、息抜きにすみれ自然農園の「オープンファーム」に来てくださいね

2018年02月19日

味噌作り

寒さが、ひとしお厳しい季節。すみれ自然農園食堂では、手作りで味噌を作ります。今年は「緑」と「黒」の大豆の2種類です。たね味噌は、6年熟成させた自家製を使います。「おいしくな~れ」と心の中で唱えながら、こねるのが、美味しく作る「ミソ」だそうです。

2018年02月03日

「店舗シェアー」しませんか。(募集のお知らせ)

すみれ自然農園食堂は、創業を考えている太陽の様な「輝く女性」を応援します。

フラワーアレンジメント、着付け、語学、マナー、エステなどあなたの技能や知識を活かして、すみれ自然食堂の店舗をシェアーした小さなビジネスを始めてみませんか?ご応募をお待ちしています。
●募集内容
1 対 象 者:起業する予定(プレ起業)、小さな起業(プチ起業)などを考えている女性
2 起業内容:飲食を除く事業(ただし、保健所の認可を得て、パンなどの手作り食品を搬入して販売することは可能です。) 
3 そ の 他:シェアー条件については、応募者の方との協議で決定します。

2018年01月25日

「2018アグリフォーラム」に参加しました!

アグリフォーラムとは、農業と私たちの未来について語り合う会合です。今回、上伊那地域から約70名の方が集まりました。意見発表として皆様の前で「次世代に残したいもの~未来ある子供たちのために~」について、話させて頂きました。外は雪景色。会場は夢を語り合う人たちの情熱で暖かくなっていました。

2018年01月23日

「家族経営協定」を調印しました。

「家族経営協定」とは、家族で取り組む農業経営について、方針、役割、就業条件などについて話し合いながら取り決めるものです。本日、飯島町農業委員会会長、上伊那農業改良普及センター所長の立ち合いのもと、夫婦で調印しました。これからの農業は、男女の共同参画によって成長していくことが大切!夫婦協力しながら、理想とする農業経営を少しずつ形にしていきたいと思います。

2018年01月19日

どんど焼き

飯島町には、伝統行事が大切に引き継がれています。早朝に「さぎちょう」と呼ばれる青竹を立てて、その周りに門松、しめ縄などの正月飾りやお札、ダルマなどを集めました。私たち地域の組で行われる「どんど焼き」は日がとっぷりと暮れてから点火します。夜空にパチパチと燃え上がる炎と火の粉は、新年に訪れた歳神様が天上に帰っていく様を感じさせます。いつまでも守りたい風物です。本年も無病息災でありますように・・・

2018年01月14日

“farmO”にデビューしました!

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“farmO”(ファーモ)とは、生産者や買い手を応援するオーガニックや有機農産物の流通を促進 させるためのマッチングサイトです。「すみれ自然農園食堂」もオーガニック農家として、参加することができました。素敵なバイヤーさん、どうぞよろしくお願いします。https://www.farm-o.net/suppliers/235

2018年01月10日

うれしい一言。

以前、すみれ自然農園のお野菜をご提供させて頂いたところ、セントレア(中部国際空港)にあるA/Dの料理長さんから「お客様にお出ししたところ『美味しい』との声をいただき喜んでもらえました。」とのお手紙を頂戴いたしました。農家として「うれしい♥」一言です。来年も皆様から喜ばれるように励みたいと思います。

2017年12月23日

「しめ縄飾り・おやす」が届きました。

いよいよ師走も中盤になりました。今日は、飯島小学校に通う5年生の息子が丹精込めて手作りしたしめ縄飾りとおやすが我が家に届きました。大きくて立派なものです。大切に飾りたいと思います。

2017年12月15日

消防署の点検がありました。

本日、消防署による店舗の点検がありました。緊張ドキドキでしたが、結果は「不備な箇所なし」。お役所のお墨付きを頂きました。皆さん、安心して「すみれ自然食堂」においで下さい。お待ちしています。

2017年12月13日

「東屋」が完成しました!

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大雪大安。雪が積もる前に「のどか賞」(銀賞)の受賞時に公約した『東屋』の建築が無事に成功しました。南アルプスが眺められる長野県で一番小さな野外交流施設です。これから本格的に「すみれ企画」がはじまります。披露は、2018年のスミレが咲く頃。これからの活動にご期待下さい。

2017年12月07日

長~い根っ子

すみれ自然農園で収穫されたカブや大根などは、主根の先(ねずみの尻尾の様な根)を切らずに販売しています。直売所の方から「なぜ、根っ子を切らないの?」と御質問を頂きました。この理由は「①身土不二(しんどふじ):その土地で育ったものを旬に食べることと、②一物全体(いちぶつぜんたい):野菜や穀物の皮や茎、根など全部まるごと食べること」を大切に実践されている人達に私たちの野菜を丁寧に食べてもらいたいからです。また、植物は「根」を見れば健康かどうかわかります。ストレスなく育っていれば、根は土深く真っ直ぐに伸びます。不健康であれば、根にこぶができたり変色したりします。長~い根っ子は、野菜と私たちからのメッセージ! どうぞ、おいしく食べて下さい♪

2017年12月02日

「農業経営講座」がはじまりました。

農業もビジネス。経営も大切なことです。自分の資産を上手く活用し、より良い経営を発展させるには、どうしたらいいのか。資産の状態と損益の状態をしっかりと把握できてこそ、よい経営者とのこと!農閑期も気を抜かずに勉強します。

2017年11月29日

「NAGANO農業女子」としてデビューしました!

すみれ自然農園💛食堂は「食」は国の礎(いしずえ)と考えています。「食」を支える「農」は大切なもの。地域で野菜好きな人、料理好きな人が増えれば、その地域の食料自給率は、おのずと高くなります。そんな地域が増えれば、笑顔の農家が増え、日本の食料自給率も高くなるのではないかと思います。そんな未来を描いて、南信の「農業女子💛」として、しっかりと頑張ります。http://www.noukatsu-nagano.net/joshi/

2017年11月24日

「丸太」を頂きました。

里山で暮らすには「衣食住」は大きな土台あたります。薪の確保は「住」に関わる大切なこと。今日は伐採樹木の無料配布がありました。雨の中、家族総出で、沢山の丸太を軽トラに積み込みました。「一致団結!」です。お疲れ様でした。

2017年11月18日

点火しました!

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標高775mにあるすみれ自然農園食堂。ずいぶんと寒くなりましたので、薪ストーブの火入れを行いました。ゆらゆらと燃える赤い炎は幻想的です。早速、我が家定番の「焼き芋作り」もやってみました。甘くてしっとり・・・! 美味しかったです。

2017年11月16日

秋の収穫

飯島町にも木枯らしが吹く季節になりました。霜も降りて、野菜たちにも甘みがのりはじめています。すみれ自然農園の畑は、秋でも色豊かです。木曾紫カブ、すみれカブ、金カブ、小カブ、赤大根、紅心大根、ビタミン大根、ネズミ大根、紅はるかetc・・・。自慢の旬菜をぜひ、お召し上がりください。

2017年11月10日

「棟上げ」完了!

秋晴れのいい天気。アルプスが眺められる里山の小さな野外交流施設(東屋)の「棟上げ」を人の力だけで行いました。紅葉をバックにした立ち上がりの姿は、感無量です。昼食は、労いの気持ちを込めて、作業された方にすみれ自然農園で穫れた下仁田ネギ、長人参、黄人参、パースニップ、アンデスレッド、紅はるかをコトコト煮て、香ばしくあぶったチキンを加えた農家のカレーと完熟ミニトマトで作ったピューレソースを塗った手作りピザをお召し上がり頂きました♪

2017年11月07日

「もみ殻」を沢山頂きました。

すみれ自然農園では、土作りを大切にした有機農法で作物を育てています。もみ殻は、有機農家にとって貴重な循環資源。今日は、軽トラの荷台一杯のもみ殻を「無料」で頂きました。これから燻炭作りが始まります。一緒にする焼き芋作りも楽しみです💛

2017年11月06日

「里山」は豊か也。

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紅葉の美しい季節。地元の人の何気ない心遣いにも感動します。今日は5~6年ものの大きな大きなナガイモと甘柿をそれぞれ、お世話になっているHさんとNさんから頂きました。貴重な里山の恵みです。美味しく頂きたいと思います。

2017年11月05日

「越百黄金」(こすもこがね)!

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飯島町の「環境共生栽培農産物認証米」の名前が決定しました。名前もデザインもいいですね。町のブランド米です。環境に優しい農産物と飯島町。素敵です

2017年10月28日

✨ピカピカになりました。

今日は、伊那創業塾でお知り合いになったクロタケストーブのKさんに煙突と薪ストーブの掃除をしてもらいました。意外についていた煙突の煤とストーブの中に隠れていたカメムシにはちょっとビックリ(*_*;・・・。綺麗に磨いてくれたので、また、新品のようになりました。来年は、笑顔の輝くKさんと企画を何かしようかな。楽しみです。 

2017年10月27日

南アルプスに雪が降りました。

すみれ自然農園食堂から見える南アルプスの初冠雪が雨上がりの後に虹といっしょに観察されました。冬支度が忙しくなります。お芋の収穫も頑張ります。

2017年10月25日

赤大根の漬物ができました。

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すみれ自然農園でも根菜類の収穫がはじまっています。日本は大根の宝庫。長いの、丸いの、細長いの、色も様々です。「赤大根」は、おろし、サラダ、漬物向けです。今回はスライス漬けにしてみました。ピンクの天然色がカラフルです。

2017年10月22日

「里山の喫茶」をファーストオープンしました!

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大安吉日。すみれ自然食堂の「里山の喫茶」をオープンしました。本日は、ご近所でお世話になっている方をお招きして、スウィーツのコースを楽しんで頂きました。これから、どんなお客様がおいでになるのでしょうか。楽しみです。

2017年10月11日

商工会の会員になりました!

農家として、初めて飯島町商工会の会員になりました。皆様、どうぞよろしくお願いします。農商工観連携で、小さくて美しい飯島町を優しくて、魅力ある町にしていくよう頑張ります。http://www.iijima-s.jp/all_list.html?id=99

2017年10月04日

「交流会」に参加しました。

今日は、農家として「上伊那農商工マッチング交流会」に参加してきました。色とりどりの野菜を展示した有機農家、地域生産者の野菜を料理に活かしたいと考えているシェフ、6次産業化の発展のために新しい加工機械を開発しているメーカなど、多くの方々と交流ができて有意義な一日でした。

2017年09月27日

松の木が倒れました!

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日本を縦断した台風18号。飯島町にも強風が吹き荒れました。3号圃場の横の竹林の中に生えていた大きなアカマツが、幹の途中から折れ、畑の中に倒れ込みました。これは一大事・・・  解決策を思案中です。

2017年09月18日

和のテーブルができあがりました💛

飯島町の家具職人の方にお願いしていたオーダーメイドのテーブルができあがりました。座布団でも椅子でも使用できる優れものです。アクセントとして里の竹を利用してある点も「和」の空間にピッタリです。制作して頂き、本当にありがとうございました。

2017年09月01日

小さな「地鎮祭」を執り行いました。

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東屋の建築が、無事に完了するよう祈願するために梅戸神社の宮司様をお招きして、小さな小さな「地鎮祭」を執り行いました。風に舞う紙吹雪が、心に残る風景となりました。

2017年08月28日

サル・参上!

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ついに、わが農園にもサルが現れました。被害は、カボチャ、キュウリなど・・・ スウィーツ用のカボチャの被害は、ちょっと痛手。自然との共生は大変です・・・😢

2017年08月25日

カブトムシが来ました😋

ミニトマトにカブトムシが来ました。昼夜の寒暖差が大きくなると野菜がおいしくなるといわれていますが、本当の様です。時々、畑でつまみ食いをしますが、自分でもおいしいと思います。完熟トマトを皆さんも、ぜひ食べてみて下さい

2017年08月21日

東屋の建築がはじまります!

のどか賞の受賞時に公約した野外交流施設としての「東屋作り」が、いよいよ始まります。設計・建築は、セルフビルドの達人のT氏。そして、アシスタントは、同じくセルフビルドで自らのログハウスを建てた女性のMさん。今日は、古い納屋に使われていた瓦を搬入しました。

2017年08月11日

デビューします!

すみれ自然農園💛食堂として、ついに野菜を販売する時が来ました。これから直売所で販売する「不揃いの旬菜」を、どうぞよろしくお願いします。

2017年07月09日

便所開き(山開き)を開催しました?!

店舗のお披露目に合わせて、巡り合うことが希少になった日本古来の「奇習!」である「便所開き」を催しました。未使用のトイレで訪れた皆様がご健康と幸せを祈念して、一服の抹茶を頂きました。「山」とは武田信玄公が唱えた「便所」のことです。この様子は、みなこいチャンネルでも放映されました。

2017年05月05日

第6回のどか賞で「銀賞」を授かりました\(^o^)/

のどかクリニック院長のN先生が創設された飯島町の発展に役立つ企画、起業、活動などを表彰する「のどか賞」で、応募した「オーガニック農園と地域自然人を活かして南信州で一番小さな農家食堂が花開かせる里山プロジェクト」(すみれ企画)が『銀賞』を受賞しました。この賞を活かして企画を実行します!

2017年04月23日

移住が完了しました!

千葉県から愛知県に転勤となり、単身赴任していた♂が、住民票を飯島町に移し、一家全員の移住が完了しました。町の皆さま、どうぞよろしくお願いします。

2017年03月20日

家の建築が完了しました!

地元の大工さんが丁寧に作り上げた家と店舗が完成しました。自分達には、もったいないできです。これから「新しい扉」が開かれます。

2017年02月15日

宝投げを行いました!

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標高775m。南信州飯島町の岩間地区で、農家食堂兼自宅の「上棟式」を催し、地域の皆様との御縁を祈念した宝投げを行いました。お出で頂いた皆様、ありがとうございました。

2016年03月30日

農家になりました!

飯島町長から認定書を頂き、普通の主婦から「新規就農認定農家」になりました。いよいよ本番です!

2016年03月07日

第1回全国創業スクール選手権2次審査に出場しましたが・・・

伊那地域創業スクール(創業塾2014)を経て、応募したビジネスプランが一次審査を通過しました。東京大手町において、中小企業庁、創業支援専門家の審査員の前でプレゼンテーションを行いましたが、結果は落選😢 ファイナル審査に進むことはできませんでした。

2015年02月24日

南信州・飯島町の移住ガイドに掲載されました!

飯島町が移住希望者向けに作成したガイドブック「いいじま町deいい暮らし♪」にVOICE Iターン者の声として『南信州で一番小さい農家食堂を作りたい!』という内容で紹介されました。

2014年04月01日

土地を購入しました!

地元の不動産会社の方の御尽力により、ついに土地を購入することができました。夢の礎作りのスタートです。

2013年03月01日

飯島町へ移住しました!

千葉県成田市から♂を残して、長男・次男と一緒に飯島町へIターン移住しました。新しい生活がはじまります。町の皆さん、どうぞよろしくお願いします。

2012年03月23日