たとえ小さくても・・・

 今、地方では農家減少が著しいですが、大規模化が難しい中山間地では、小農による活躍が期待されています。彼らが実践する「有機農業」で、苦労と工夫で循環活用されている地球にやさしい「地宝」の郷土資源を紹介させて頂きました。集めたり、運んだり、積んだり、かき混ぜたり、撒いたりの野良仕事は大変ですが、苦労が糧になる充実感は、健農家の醍醐味です。これからの農業は、非農業者と「体験」を通じて有機的な労働を分かち合うのも、よいかもしれません。

 有機農家は、農薬や化学肥料をたくさん使用すれば、生態系に影響を与え、口に入る「水」を汚染してしまうことをよく知っているので、このブログをお読みになって、ご興味をお持ちになられた方は信州の田舎に、ぜひお越し下さい。そんな里山には、あなたを受け入れる豊かな大地が待っています。
 今回の「サステナウィーク」で、商品棚の表示には決して載ることがない、信州オーガニックの隠れた「持続可能な」“sustainable”「地宝」を知って頂ければ幸甚に存じます。

2021年09月28日