「もみがらかま」がやってきました!

昔の里山では、地域の資源を大切にした生活がありました。人の営みの中でも特に重要であったのが食べること。毎日欠かせない調理は、きっと大変だったと思います。すみれ自然農園食堂では、不便を味わうことも「」に通じると考え、ご飯を炊く古い道具を探していました。今回、お世話になっている方を通じて、伊那谷で使われていた「もみがらかま」を譲っていただきました。米のもみ殻を燃料にする昔の「組立式炊飯器」です。持ち主様のご厚意により修復されたもので、人の優しさがこもった歴史を感じさせる逸品です。「未来を創ること」=「歴史を学ぶこと」。古きを知り、長く大切に使いたいと思います。

2018年05月20日